日本ゴルフツアー選手権観戦記

6月5日土曜日、日本ゴルフツアー選手権(宍戸ヒルズカントリークラブ西コース)の3日目を家族で観戦に訪れた。

久しぶりの有観客、それでも人数制限を行い、入場前に抗原検査を実施、陰性判定と問診アンケート、検温でクリアした者のみ入場という厳格なルールに基づいた観戦だった。そのお陰もあって、観客は相当少なくガラガラだった。それでも石川遼選手を取り巻くギャラリーは、密であったのは驚くべき事だろう。

スタートホールで暫く各組スタートを見学しつつ、最初に付いたのが阿久津未来也選手。YouTubeで白金台女子ゴルフ部のMC会社員みなみのレベルアップ、部員打倒のラウンドレッスンを行っていた選手だ。3番ショートの右ラフからのアプローチは、あの深いラフで近いピンにどうやって打つのか興味津々で見ていたが、思いっきりフェースを開いて柔らかい球を打ったのは参考にすべきだった。それでも止まらず、惜しくもボギーだったが。同組の坂本選手も含めて、この組はイケメン揃いだった(笑)

次に3番、4番で各組を見送りつつ、朝一番で出た石川遼選手を10番グリーンで出迎え、後半付いて行く予定だったが、あまりにも局所的集中、密状態に断念。どうしても一度見たかったアマチュアの杉原大河選手のショットを見に行った。小柄ながら、他選手と比較しても思いっきりの良いスウィングで打球の初速が違っていた。やはり、楽しみな選手だ。

昼食後、本日の本命、源ちゃんこと選手会長時松選手を追いかけた。MIZUNOファミリーである我が家の注目選手、見かけによらない人柄に好感を持ちファンとなった。12番で追いつきそこからのプレーだったが、そこまででToday3アンダーのイーブンと伸ばしていて思わず力が入った。但し、引っかけ気味のミスを多発させ、スコアを落とし2オーバー(Today1アンダー)まで落としてしまった。

その状態でも、同組の小池選手の帯同キャディとの談笑や、同組の他選手に対する配慮など、見ていて本当に人柄の良さを実感できるプレーだった。写真は、ホールアウト後お声がけし写真撮らせて欲しいとお願いしたものだ。トッププレーヤーがファンの撮影に直立不動なんて、源ちゃん以外では考えられないだろう。思わず、家族で可愛い、と言ってしまった。益々ファンとして応援したくなった日であった。

最後仕上げは、最終18番のセカンド地点とグリーン周りを往復しながら、各選手を迎え入れた。18番のピン位置は無茶苦茶難しい、左に切ってあったが、各選手デッドに攻めてきたのは見応えがあった。

1日を通じて、我が家のゴルフ力向上にも大きく寄与する内容だった。昔は、男子のトーナメントは、規格外過ぎてアマでは参考に出来ず、シニアか女子ツアーが良いと思っていた。しかし、今回は男子プロの打球、飛距離と正確性、アプローチ、パッティングなど数々の参考に出来るプレーが多かったと感じている。飛距離に関しても、単に規格外とは感じず、差はあれども、ミスもする、攻めているばかりでもないプレーに、このレベルでも我慢するところはしていると痛感。そして、なんといってもアドレスに入るルーティンから学ぶべき者は多々あった、収穫多き観戦であった。

最後に、宍戸ヒルズカントリーは、フェアウエイ以外は地獄の様だった。ギャラリーが歩ける観戦可能ルートは山あり谷あり、ぬかるんだ地面で私で1日17000歩。相当タフなコースだった。久しぶりに疲れた。皆さん、プレーされる際は、フェアウエイ必須です!

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